薬局で薬を受け取ったとき、
「前と同じ薬のはずなのに、形や色が違う…」
と不安になったことはありませんか?
実は、同じ成分の薬でも見た目が違うことはよくあるんです。
間違いではなく、きちんとした理由があります。
同じ薬でも見た目が違う理由
見た目が違う主な理由は、製薬会社(メーカー)が違うためです。
薬には「先発医薬品」と「後発医薬品(ジェネリック)」があり、
同じ成分・効果を持つ薬でも、メーカーによって錠剤の形・色・刻印・包装が変わります。
これは「商標や製造方法の違い」によるもので、
メーカーごとに飲みやすさ・識別しやすさを工夫しているのです。
成分は同じでも“添加物”が違うことも
同じ薬でも、**添加物(薬を固める成分や色づけ成分など)**が異なります。
たとえば:
- 飲みやすくするための甘味料やコーティング剤
- 崩れやすさを調整するためのデンプンやセルロース
- 識別しやすくするための着色
これらが違うことで、見た目・溶け方・味などに差が出ることがあります。
形や色が変わっても「薬の効果」は同じ?
はい、有効成分と効果は同じです。
後発医薬品(ジェネリック)は、国の基準に基づいて「先発品と同じように体内で吸収されるか」まで確認されています。
つまり、形や色が違っても、体の中での働きは同等なのです。
ではなぜ薬局によって違うの?
薬局ごとに、仕入れているメーカーが異なります。
薬の在庫管理や価格、供給状況などを踏まえ、各薬局が扱うジェネリックメーカーを選んでいるため、
同じ処方箋でも薬局が違うと見た目が変わることがあります。
また、同じ薬局でも、供給不足やメーカー変更のタイミングで見た目が変わることもあります。
患者さんができる安心確認ポイント
もし「薬が違うかも?」と思ったら、遠慮せず薬剤師に聞いてください。
確認の際には次のように伝えるとスムーズです👇
- 「前と形が違うけど、同じ薬ですか?」
- 「どのメーカーの薬になりましたか?」
- 「飲み方や量は変わっていませんか?」
薬剤師は患者さんの安心が最優先です。
気になることはその場で確認してOKです。
見た目が変わったら記録しておこう
お薬手帳に「メーカー名」や「見た目の特徴(白い丸い錠剤など)」をメモしておくと、
今後の受診や他の薬局での確認にも役立ちます。
特に複数の薬を飲んでいる方や高齢の方は、色や形で覚えることが多いため、
変更があった際は薬剤師が写真やシールで説明してくれることもあります。
まとめ
- 同じ成分でも、メーカーが違うと形や色が変わることがある
- 添加物やコーティングの違いで見た目が異なる
- 効果や安全性は基本的に同じ
- 不安なときは薬剤師に聞いてOK
- 見た目が変わったら、お薬手帳にメモしておくと安心
薬の見た目が違っても、間違いとは限りません。
むしろ、あなたに合った薬を確実に届けるための工夫なのです。
わからないときは、薬剤師がしっかり説明しますので安心してくださいね


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