赤ちゃんや小さなお子さんにシロップ薬を飲ませるとき、「むせてしまう」「こぼしてしまう」と困ったことはありませんか?
特に乳児の場合は、まだ上手に飲み込むことができないため、少しの工夫がとても大切です。
今回は、スポイトを使ってむせずに安全に飲ませる方法を中心に、やさしく解説します。
※薬の飲ませ方については、医師や薬剤師から個別の指示がある場合はそちらを優先してください。
なぜむせてしまうの?
赤ちゃんがむせてしまう主な原因は、
薬が一度に口の奥へ流れ込んでしまうことです。
大人は舌やのどをうまく使って飲み込みますが、乳児はまだその調整が未熟です。
そのため、勢いよく入ると気管(空気の通り道)に入りそうになり、反射でむせてしまいます。
ポイントは「ゆっくり・少量ずつ・口の横から」です。
スポイトを使った正しい飲ませ方
1.姿勢を整える
まず大切なのは姿勢です。
・完全に寝かせたまま飲ませない
・少し上体を起こす(抱っこして斜め45度くらい)
・首がぐらつかないように支える
寝たままだと薬がのどの奥へ一気に流れ込みやすく、むせる原因になります。
2.スポイトは「ほほの内側」に入れる
スポイトの先は、
口の中央ではなく、ほほの内側(歯ぐきとほほの間)にそっと入れます。
舌の上やのどの奥に向かって入れると、むせやすくなります。
横からゆっくり流すことで、自然に飲み込みやすくなります。
3.一気に押さない
スポイトは少量ずつ押します。
目安としては、
「赤ちゃんがごくんと飲み込むのを確認してから次を入れる」こと。
一度に全部入れようとすると、ほぼ確実にむせてしまいます。
焦らず、数回に分けることがコツです。
4.飲み終わったら少量の水や白湯を
可能であれば、飲み終わったあとに
少量の水や白湯を飲ませると、口の中に残った薬を流すことができます。
ただし、医師や薬剤師から特別な指示がある場合はそれに従ってください。
よくある間違い
次の方法は、むせやすくなるため注意が必要です。
・寝かせたまま流し込む
・泣いている最中に一気に入れる
・スプーンで勢いよくのどへ流す
泣いているときは呼吸が乱れやすいため、
一度落ち着いてから飲ませるほうが安全です。
吐いてしまったときは?
少量の吐き戻しであれば、そのまま様子を見ることが多いです。
ただし、
・飲んですぐ大量に吐いた
・何度も繰り返し吐く
・ぐったりしている
このような場合は、自己判断せず薬局や医療機関へ相談してください。
再度飲ませるかどうかは、薬の種類や時間によって判断が異なります。
まとめ
・姿勢は少し起こす
・スポイトは口の横(ほほの内側)へ
・少量ずつ、飲み込むのを確認しながら
・焦らずゆっくりがいちばん大切
赤ちゃんへの服薬は、保護者の方にとって大きな負担になることもあります。
うまくいかないときは、「自分のやり方が悪いのかな」と思わず、ぜひ薬剤師に相談してください。
その子に合った方法を一緒に考えることができます。
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