「上の子の薬が余っているから、下の子にも使っていい?」
「同じ風邪っぽいし、同じ薬でいいですよね?」
兄弟で体調が似ていると、
つい同じ薬を使いたくなることがあります。
でも、基本的には“自己判断での使い回しはおすすめできません”。
その理由をわかりやすく解説します。
なぜ兄弟でも同じ薬を使ってはいけないの?
一見同じ症状でも、実は違うことがあるからです。
たとえば、
・ウイルスの種類が違う
・細菌感染の有無が違う
・アレルギーかどうかが違う
見た目が似ていても、原因は同じとは限りません。
年齢や体重で量が違う
子どもの薬は、体重や年齢で量が決まっています。
上の子に合っている量でも、
下の子には多すぎる・少なすぎることがあります。
特に乳児の場合は注意が必要です。
抗生剤は特にNG
抗生剤は、
・決められた量
・決められた日数
をきちんと使うことが大切です。
途中で余ったものを別の子に使うと、
・効果が不十分になる
・耐性菌の原因になる
可能性があります。
また、副作用が出てしまった場合に救済を受けられない場合があります。
例外はある?
医師や薬剤師から
「兄弟で同じものを使って大丈夫ですよ」
と明確に指示があった場合は別です。
ただし、それもその時の状況に限った話です。
市販薬ならいい?
市販薬でも、
・対象年齢
・体重
・持病の有無
を確認する必要があります。
自己判断は避け、迷ったら薬剤師に相談しましょう。
よくある具体例
ケース①:解熱剤
上の子の解熱剤を下の子へ →
体重が違えば量も違います。
ケース②:咳止めシロップ
同じ咳でも原因が違うことがあります。
ケース③:塗り薬
湿疹の見た目が似ていても、
原因が違えば悪化することもあります。
まとめ
・兄弟でも自己判断の使い回しは避ける
・年齢や体重で量が違う
・抗生剤は特に注意
・迷ったら必ず相談
「もったいない」という気持ちは自然です。
でも、子どもの薬は安全第一。
気になるときは、遠慮なく薬局で相談してください。

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