「同じ薬なのに、値段が決まっているのはなぜ?」
「薬の値段って誰が決めているの?」
実は、処方薬の値段は薬局が自由に決めているわけではありません。
国が決めている「薬価(やっか)」という仕組みがあります。
今回は、その薬価のしくみをわかりやすく解説します。
薬価とは?
薬価とは、
保険診療で使われる薬の公的な値段のことです。
病院や薬局は、この価格をもとに計算します。
どこの医療機関でも、
同じ薬なら基本的に同じ価格になります。
誰が決めているの?
薬価は、国(厚生労働省)が決めています。
製薬会社が希望価格を出し、
専門家の審議を経て、正式な薬価が決定されます。
つまり、
・薬局が勝手に高くしている
・病院ごとに自由に値段を変えている
ということはありません。
薬価はずっと同じ?
いいえ、定期的に見直しがあります。
市場での実際の取引価格をもとに、
おおよそ2年ごとに改定されます。
そのため、以前より安くなることもあります。
新薬はなぜ高い?
新しく開発された薬は、
・研究開発費
・臨床試験費用
・安全性確認
など、多くの費用がかかっています。
そのため、発売当初は比較的高い価格になります。
ジェネリック医薬品はなぜ安い?
ジェネリック医薬品は、
・すでに有効成分が分かっている
・大規模な開発費が不要
という理由から、比較的安く設定されます。
同じ有効成分でも価格に差があるのは、このためです。
患者さんが払う金額はどう決まる?
患者さんが支払うのは、
薬価 × 自己負担割合(1~3割など)
です。
たとえば、
・薬価1,000円
・3割負担
→ 支払いは300円
という仕組みです。
なぜ毎回少し金額が違うことがある?
同じ薬でも、
・日数が違う
・ジェネリックかどうか
・調剤料や加算
によって支払額は変わります。
薬そのものの値段は決まっていますが、
トータル金額は状況で変わります。
まとめ
・薬の値段は国が決めている(薬価)
・どこの薬局でも基本は同じ
・定期的に見直しされる
・新薬は高く、ジェネリックは安め
薬の値段には、
きちんとしたルールと仕組みがあります。
気になることがあれば、
遠慮なく薬局で質問してみてください

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